2015 February

 

   
 
 
今年は雪こそ降らないけれどとても寒い・・・。こんな寒い日はお家に篭って身 の周りのモノを整理するのも良いもの。さまざまな思い出の小物たち、 ミニマ リストと言っても思い出の品は大切に、丁寧にお手入れをして使い続けたいもの。
 

 

 

   
 
 
関西に住む従姉妹と本当に久しぶりの再会。もう何年?いえ何十年ぶり?祖父母 の思い出話は尽きず、笑いも絶えず・・・。関西人Xガイジンのよう だったユ ニークな祖父、パリに留学していた頃の写真を 2人で眺める。祖母の大好きだったお菓子、母の大切にしていたお皿に載せ て・・・。パート・ド・ヴェールのガラス細工のよう。
 

 

 

 
 
ハワイ・・・パリのサンジェルマンとはあまりにも違う文化圏だけれど、あの空 気感とトロピカルな匂い、穏やかな波の音がとても好き。音楽プロ デューサー Y氏のお土産のクッキー。その昔、アメリカでしか買えなかった「SHE’S」 のチョコレートのようなレトロなパッケージもカワイイ。ハ ワイで思い切り ウォータースポーツをしたい!
 

 

 

 
 
 
日本のワインも最近はとても美味しい。山梨の勝沼が有名だけれど、富良野のワ インはフルーティーでとても好き。ラヴェンダーのラベルも可愛らし い・・・。富良野のラヴェンダー畑は本当に美しくどこまでも続く紫の絨毯のよ う。清々しい香りと夢のような風景は忘れられない。
 

 

 

 
 
 
ボディケアは見えないところだけに密かな自分へのいたわり?眠る前に良い香りに包まれて 静かに一日を反芻する大切な時間。ロンドンに留学中の主人のゼミ生から頂いた、英国王室御用達 のペンハリガンのボディローション。すずらんのものを集めている私に はとて も嬉しい「すずらんの谷」という香り。ヴィクトリア朝時代の 薬瓶のようなボトルもマニアックで美しい。
 

 

 

   
 
 
肌も髪もほとんどトラブルの無い野生児のような私。何を使っても荒れる事が無 い・・・。インタビューで「スキンケアは何を?」と聞かれても、まさ かサン プルでとは答えられず、何ともエコノミック!20年以上、日本とヨーロッパを 往復して来たので、「荷物とこだわりは少ない方が良い」という 結論に達して いるから?
 

 

 

 
 
 
地方の出張のお土産はいつも楽しみ。青森の真っ赤なりんごとりんご製品、どれ も味が濃厚でとても果物とは思えない。自然の色と形は力強くて美し い・・・。
 

 

 

 
 
 
青森の鯵ヶ沢は海産物が豊富なので、そんな加工品も面白い。鱈を干してかんな のようなもので削ったフワフワのおつまみ鱈。フランスにこんな手の込 んだ食 品があるだろうか?何とも美しい・・・。アナゴを薄ーく伸ばして乾かした香ば しい綿(?)のようなおつまみも美味しい。いろいろな加工の方 法があること にも驚く。
 

 

 

 
 
 
 
世界中を飛び回って派手な生活をしているように見えるらしいけれど、実際の私 の生活の地味なこと!古いシャツはキレイに切ってティッシュ代わりに 使って いる。こんな作業をしていると、移動の多い生活でざらついた気持ちが穏やかに なって行く。どんな時も丁寧に穏やかに暮らして行きたいも の・・・。
 

 

 

   
 
 
 
人生の中で一番長く、そして短い夜。人生は必ず終わることを目の前にして、何 とも言えない不思議な時間が流れる。お気に入りの物、大切にしていた 物、全 てを叶えてあげたいと思うけれど・・・。厳寒の2月の最後の夜、冷え切った別 荘のギャラリーでシュールな夜を過ごす。
 

 

 

   
 
 
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長かった入院生活の付き添いも終わり・・・。さまざまな想いを胸に帰宅する。 外地で生まれ育った母にとって日本は永遠の憧れの国だった事を思い和 服の写 真を飾る。その外地以来の親友、E氏からのお手紙と共に・・・。母の壮大なス ケールの人生に思いを馳せる。
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